TEL

生徒の声

大野和子 様

大野和子 様
私は今年63才になります。子供の頃、少女雑誌のバレエの物語に憧れて育った世代です。バレエはまだまだ一般的ではなく、私にとっても遠い夢でした。
結婚し住居が大岩静江バレエスタジオに近かったっこともあり、3人の娘のうち末娘がお世話になりました。そのころは娘のレッスンを見学したり発表会で踊る姿を見るのがとても楽しみでした。
その娘が高校生でスタジオを離れるのを機に思いきってフィッティングクラスに入れて頂きました。ちょうど今から10年前、53才の時でした。
フィッティングは大人のクラスとはいえバレエの経験者が多く、運動さえしたことのない私は体も硬くついてゆくのが大変でした。それでも先生は「楽しんでやって下さい」と丁寧にわかるまで指導して下さり、私はバレエの真似事を出来ることが幸せでした。
5年程経ったある日、「トウシューズはいてみたら?」と言っていただいた時の嬉しさは今でも忘れません。
60才の時、初めて発表会にも出させて頂きました。
娘の踊りを見守っていた舞台袖から自分が出ていくのです。
子供の頃からの遠い夢が叶った瞬間でした。
もちろん、稚い踊りで到底満足のいくものではありませんでしたが…。
娘のバレエを見るのも大好きでしたが、やはり自分の夢は自分で叶えるものですね。
こんな私を諦めず、長いこと指導して下さり、「大丈夫!出来るから!」といつも背中を押して下さった大岩先生には本当に感謝しています。一緒に踊ってくれた仲間や見守ってくれた友人や家族にも心から感謝しています。いつまで経っても思う様には動けませんが、週一回のレッスンは、今も、これからも、私の夢の時間です。
 
フィッティングクラス
大野和子


PCサイトへ